さらばださくらば

小さなWebマーケチームを率いるリーダーの話

雑文を書評に代えて。『星野リゾートの教科書』

星野リゾートの教科書

星野リゾートの教科書

多読か、精読か

本は多読か精読か。あれも読まなければ、これも読まなければ、と脅迫めいたものを感じている人も多いと思います。1つの本をじっくり読んで、もし何も得るものがなかったら、長い時間をムダにしてしまう。だからいろんな本に手を出してしまう、みたいな。

多読がよい方向に転ぶことも有ると思いますが、いまの僕に必要なのは、精読の方でした。

最近本から学べる量が減ってきた、と感じていました。手当たり次第読んで、つまみ食いする読書だったのですが、消化不良のまま次の本に向かうので、長い目で見て見ると何も残ってない、というなかなか悲惨な状態でした。

省みると、読むこと自体が目的となっていました。自分の血肉になっていなければ、やり方を改めるべきだったなぁと思いました。僕は、もうかれこれ3年ほど、自分の血肉となるような本には出会えていない。本好きとしては、とてもつらい期間。自分の成長がとまっているように感じます。

アメリカの経営は教科書的らしい

話は飛びますが、アメリカの企業経営は非常に教科書に忠実らしい。まず教科書の理論に沿ってやってみる。やってみて、何かうまく行かなかった。その時は、かならず根拠となった理論に立ち戻って、どこが出来ていなかったかを振り返る。

教科書となっているのが、いわゆるポーターであり、コトラーなのだと思います。(ドラッガーもそうなのかな? 知らんけど。)

日本においては、経営理論はあくまでコンサルタントが自分の理論の正当化につかうことしかせず、、振り返りの材料とする会社は非常に少ないと思います。やりっぱなし。投げっぱなしになる。経営理論のほとんどが輸入モノであることを考えると、美味しいところだけ取り入れようとした結果、何も残らないということなのだと思います。

骨太な理論をカジュアルに解説してくれる入門書はたくさんあります。が、自らの血骨となる水準まで読むためには、やはり原著にあたるのが一番だと思います。

星野さんの本は面白い

さて、ようやく星野さんの本について触れますが、もし同じような課題感をもっている方であれば、ぴったりハマると思います。星野さんが本をどうやっって読んでいるのか、簡単に抜粋しますが、

星野さんの読書法

  • 1行ずつ、丁寧に理解して読む。
  • わからない箇所は飛ばさない。何度も読む、書き込む。
  • そのため、読むのが人より遅い。時間がかかる。
  • 理解したら、100%理論通りにやってみる。つまみ食いしない。
  • 理解するまで、本をずっと持ち歩く。
  • メモにはしない。メモにした瞬間に、メモは本から離れる。

という感じらしいです。 柳井さんの「経営者になるノート」と似たものを感じます。

つまり何が言いたいか

対話するための本を探そう

僕は久々に森岡さんの本を読み返しています。

ad-diary.hatenablog.com