さらばださくらば

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dTVのCM「ふたりをつなぐ物語」が素敵に仕上がっている

久々に好きなCMが見つかりました

センスいいですよね、このCM。世界観がいい。

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究極に離れている、でも繋がっている2人。

宇宙飛行士の妻と、地球に住む夫。長澤まさみさんは気が強そうですが、そこにオットリした高橋一生さんを配するとコントラストが生まれ、なんだか夫婦のような感じが出ます。


2人以外に登場人物は出てきません。

究極的に距離が離れている2人ですが、まるで隣にいるかのように会話が進みます。

(これが電話だと、かえって距離があるように見えてダメなんでしょう)


CM中盤で長澤さんがポカリと殴り、高橋さんが空を見上げるシーンがありますが、このシーンいいですよね!! 視聴者の目を引くと同時に、2人に距離があること、でも繋がっていることを感じさせる、とても上手い演出だなぁと感心してしまいました。

ポカリ! f:id:kaito87:20170326202518p:plain

すみません。。 f:id:kaito87:20170326202545p:plain


繋がりを確認するために、僕らは映画を見ている

はあちゅうさんが「ラ・ラ・ランド」の良さがわからない人は人間失格みたいになってると書いたように、心動かされたシーンを語り合って僕らは繋がりを確認しています。


2時間で1,800円って高いですよね。もっとコスパの良い娯楽はたくさんありますが、「あのシーン最高だったよね」という30秒の会話が欲しくて映画館に足を運んでいます。


僕は最近、2時間の映画が見られなくなっている自分に気づきました。自分のために2時間も画面を見続けられるほど注意力が続かない。Netflixユーザーですが、自分ひとりで映画を見る時間はどんどん少なくなっていて、逆に妻と一緒に見る時間は増えてきました。 AmazonPrimeビデオの「バチェラージャパン」も、最新話が放送された翌週に同僚とあれやこれやと議論するのが好きで見続けています。


「一緒に見ること」の価値を再提案する

調べてみたところ、dTVは動画ストリーミングサービスでトップシェアを誇るという調査結果がありました。

eczine.jp

個人的には、良い意味でdocomoらしくないCMだなと思っています。これまでのdocomoなら、「会員数No1」や「作品数12万」を全面に押し出すCMをつくったでしょう。旬なタレントや人気タイトルで無理やりアテンションを獲得する路線です。


でも、動画配信サービスがある程度普及した今は、そういうメッセージは刺さりません。動画サービスは生活の中にどう位置づけられるか。「面白い作品を見ること」ではなく「つながること」であると再提案し、練り上げられた世界観を提示するCMは、docomoらしくない良いCMだと思いました。


最後に

なんだかんだ、ブルーノ・マーズのメロディラインと歌声が素敵だ。このCMは、この曲のためにあると思います。

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